2月3日『節分太鼓』網野町浅茂川

こんにちは、やすみ こうじ です
2月3日の節分に京丹後市網野町の浅茂川で行われた、『節分太鼓』という行事について話します。
2月3日節分の日、網野町浅茂川では『節分太鼓』が行われます
数え年で36歳の厄年にあたる青年があつまり
太鼓を叩いてまわり、町全体の厄払いを行いました

メンバーは11月から練習を始めており、
ちょうど11月に移住してきたぼくは地域おこし協力隊になり挨拶まわりをしている時に
声をかけていただきました
(練習開始初日、実はぼくは来年だったというハプニングもありましたが、『あくまで補助』というかたちで今年から参加させていただきました)
町内中、朝から晩まで太鼓を叩く

町内の、厄年にあたる方のいる家、新築の家、赤ちゃんが生まれた家、商店、旅館、飲食店、商売を始めた店、役所、保育園などなど
3日に都合があわなかったところは前日の2日に、
そして当日の3日
2日間、2チームに分かれて
約200件
朝から晩まで町内を回って
太鼓を叩き、厄払いを行ないました
皆、徐々に疲れがたまり、声もかれて出にくくなってきますが
思っていたことは
「ぼくらは200件太鼓を叩く」
「でも太鼓を聞く方は、その日1回きり」
その1回でしっかり厄が払われて、元気になってもらうため
1件1件、心を込めて打ちました、そして声が枯れても思いっきり掛け声をかけました。
太鼓を聞いた方からお礼を言っていただいたり
「元気が出た」
「昔、ぼくも叩いたのを思い出すわ」
「我々は◯◯会(同年の名前)だったんだよ」
などいろんな言葉をかけてもらいました。
浅茂川の人は太鼓が叩ける
多くの方が、この節分太鼓を経験しているためか
ここ浅茂川では、だいたい皆
太鼓が叩ける
そして節分太鼓当日も、太鼓を披露した後に、家の方に太鼓を叩いてもらうことがありました
ぼくたちは言うても太鼓を始めて3ヶ月
先輩たちの熟練のばちさばきに見惚れるばかりでした

3ヶ月間、長かったような短かったような
いろんな思いを感じながら
1件1件まわる
気がつくと、夜になり
節分太鼓もフィナーレを迎えていました。
最後は、浅茂川区民館前でお世話になった方々を前に、太鼓を披露

その後は、先輩や、地域の方々も一緒に太鼓を打っていきました
楽しい時間は、あっという間に過ぎ
節分太鼓は終わりました
叩き終えた達成感と、そしてなんだか寂しくもありました
太鼓はおわったけど、これからも一緒に太鼓した皆さん
今後ともよろしくお願いします!
最後に:支えていただいた皆さまに感謝
指導していただいた浦島太鼓保存会の皆さま
そして、1月は、ほぼ毎日練習があったため
家庭のことがほとんどできす、それでも支えてくれた嫁
嫁のご両親、そして地域の方々
本当にありがとうございました