田舎に存在する『なんとも言えない色』

雲をゆったり眺めたり、星空を見上げたり、

気候や風によって変わる、海のいろんな表情を観察したり

ここに来て、自然をゆっくりと堪能することが多くなった。

嫁は移住して間もないころ「空を眺める時間が増えたなぁ」とつぶやいた。

また、ある人は京丹後市を訪れた際に「ここって空が近いよなぁ」と言った

一緒に山に登ったおばちゃんは「この草のみどり、いいみどりしてるわぁ」と言った

ここには、人をうっとりさせる、時間を少しゆっくりにする、そんな魅力がある。

なんとも言えない色

いい景色をみたときに、そこには『なんとも言えない色』がある。

山でおばちゃんが言った『いいみどり』もそうだ。

一言にみどりっていっても、いろんなみどりがあって、あの山でみたみどりは、

そこに行って、そこで見ないと感じられないみどり。

写真で撮っても、やっぱり完璧には一致しない。

今日見たのは夕焼けの『なんとも言えない色』

今日は、帰り道、自転車に乗っているとキレイな夕焼けに出会った。

夕日はイメージでいうと「オレンジ」

そして、夕暮れ時の空は、「暗めの青」

そして、夕日が沈んで、暗くなる前

空には、その「オレンジ」と、「暗い青」がブレンドされて

ある場所は紫のような、そしてある場所は青とピンクの間のような

そして、それらが雲と不規則に混ざり合って

『なんとも言えない色』を見せていた。

写真で撮っても、それはやっぱり伝わらないし

帰ってから少し編集して、できるだけその時見えた色に近づけてみる。

でもやっぱり本物にはかなわない。

なにもない

先日、出張先であるガイドさんが言った。

地元の人は「こんな何もないところ」と言う

確かに、ここには何もないかもしれない。

でもその「なにもない」がいいんですよ。

何もないから、自然であったり、文化がとても光り輝いて見える。

たくさんありすぎると、なにが良くて、素敵がわからなくなる。

だから「なにもなくて、それでいいんですよ」

本当にそうだなと思う。

何もないからこそ、帰り道にふと見えた景色に感動する。

ビルが立ち並んで、明かりがいたるところにあったら気づかない。

だから、ここには何もなくてもいい。

ここにしかない、一見些細なことかもしれないけど、素晴らしい魅力を、あのガイドさんのように、いろんな人に伝えていきたいと思った。

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