たくあんの贅沢煮=こうこのたゃーたん

いつもと違う『たくあん』

先日、妻の実家でのこと

「あれ?これなんかいつものたくあんと違いますか?」

すると妻のお母さんから

「作った、たくあんの最後の1本をおばーちゃんが炊いてくれたの」

冬に採れた大根を、おばーちゃんは毎年、たくあんにしてくれます。
(今となっては恒例ですが、都会育ちの僕は、数年前、妻の実家、京丹後市を訪れた時、「たくあんを自分で作るの!?」と、まずそこで驚いたのを覚えています)

たくあんにすると、数ヶ月間も、その大根が食べられるんです!

そんな、たくあんも、とうとう残り1本、その1本を最後は炊いてくれたというわけです。

そして、このたくあんを炊いたものは

どうやら『贅沢煮(ぜいたくに)』という名前らしいです。

『贅沢煮』とは?

「贅沢煮?」なんでこんな名前なのか

気になったので調べてみることにしました。

そのままでも食べられるたくあんを、わざわざひと手間かけて調理することからこの名前がついたそうです。

たくあんの贅沢煮、その味は?

ぼくは初めて食べたのですが


おいしい!

食感はやはり炊いているのでたくあんよりは、少し柔らかく、そして何故か、奈良漬けのような風味を感じました。

でも奈良漬けほど酒のふうみは強くなくて、あっさりしてて食べやすい。

お茶漬けにしたら、ごはん何杯もいける部類の味でした。

地元はこう呼ぶ『こうこのたゃーたん』

このことをfacebookに投稿すると、さらに情報が!

贅沢煮はこの辺りでは

『こうこのたゃーたん』と呼ぶよ。

これが地元流です!

ただし、移住者のぼくからすると、この「たゃー」を言うのがなんとも難しい。

英語でいうところの「th」サウンド的な感じです。

最近、自身の経験をSNSで発信することで、また更に地域の方々から情報をいただくことがあり、これもまた最近、ぼくの楽しみでもあります。

ついでに『こうこ』ってなんだ?

ここまできたので、さらに深掘りしてみます。

お漬物をよく言う「こうこ」これって何だ?ということも調べてみました。

こうこの『こう』は『香(こう)』からきており

何故か重ねて『香香』が『こうこ』となりました。

『香』は味噌(みそ)のことを示した言葉であったようです。

なので本来は味噌漬けのことを指す言葉が、時代を経て漬物全般に適応されたようです。

昔の知恵はすごい!

冬にとれた大根が、こうやって長い間、たくあんとして、僕たちの食卓に並んでくれました。

そして最後は『こうこのたゃーたん』として最後まで楽しませてくれました。

本当に昔の知恵はすごいです。

これからも、昔ながらの知恵や技術、食べ物、文化なんかも移住者目線で伝えていこうと思います。

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